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墓じまいとは?行う人は増えている?

2025.05.20

墓じまいとは?行う人は増えている?

墓じまいは、現在のお墓を解体・撤去し、その土地を更地に戻して墓地の管理者に返還する手続きのことを言います。
 
墓じまいでは、埋葬されている遺骨は他の場所や方法で供養する必要がありますが、近年、墓じまいを検討する人が増加しています。
 
その背景として、従来の家族形態が変化し、後継者がいない、または少ないため、お墓の継承が難しくなっていることや、お墓が遠方にあり、頻繁に訪れることが困難な場合、墓じまいを選択するケースがあります。お墓の維持管理費用や将来の負担を減らすために、墓じまいを検討する人も増えています。
 
これらの要因により、墓じまいの件数は増加傾向にあります。
 
墓じまい後の遺骨の供養方法としては、寺院や霊園で遺骨を永代にわたり供養してもらう永代供養や、遺骨を自宅で供養する手元供養、海や山などに遺骨を撒く散骨といったものがあり、個々の信仰や家族の意向によって選ばれます。
 
墓じまいは、少子高齢化やライフスタイルの変化に伴い、増加している供養の方法となっていますが、お墓の継承や維持管理に関する問題を解決する手段として、多くの人々に選ばれています。ただし、墓じまいには手続きや費用が伴うため、慎重な検討と準備が必要です。

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